(渇水の久沢川) |
8月2日 久沢川 晴れ |
今日は久々に久沢川へ行った。 釣り人は1台のみ。 実釣3時間で20〜25cmを5匹。 このヒカヒカの渇水の日中、このタランタランの川としてはまずまずでしょう。 林道を歩くとアブがまとわり付いてきて閉口。2箇所噛まれた。その部分は翌日になっても痒かった。でも、利賀ほどの密度ではない。 今回は、淡白なレポートに終わります。 |
(六厩川を釣る) |
盆の釣り | ||
まず9日に、ひでさんと長倉谷を釣った。 ここは以前から気になってた谷で、私はほんの入り口しか知らなかった。小さな流れで苔むした岩が点在する綺麗な谷ですが、場所柄、どこからクマが顔を出してもおかしくない所なのであります。とても一人じゃあよう行かん。ひでさんから釣りを誘われて、これ幸いにと、この谷を指定したのでした。 スキー場の下に車を止めて入渓するも、くもの巣だらけ。私の12ftのリーダーではイライラがつのるものの、新品のリーダーを短くするのがもったいないのでそのまま通す。ひでさんのリーダーは9ftくらいかな。それが正解です。 交互に釣り上がるとういか、枝に引っ掛けたら交代。しばらくしてひでさんが1匹釣る。そして私が先行して枝に引っ掛けて交代してを繰り返して、またひでさんが釣る。私はちょっとあせったけど、そのうち1匹釣ってホッとして、心配の無くなったくひでさんが、もう1匹釣る。ここまでが約1時間半。 最初の内はさほどの落差もなかったけれど、ただ、枝をまたいで歩いたり、ポイントが近いので中腰姿勢が多かったりで、そこそこ太ももにきます。そして上流に行くに従って落差もきつくなり、川通し出来ない所も出てきて、増々キツイ。途中ひでさんは、高巻く土手を落ちたらしい。ただ、下流にはなかった淵が所々に出現するようになって、源流釣りの雰囲気は味わえた。まあ、後半は全く釣れなかったけど・・・。 約2時間半の釣りで出渓。私は太ももガクガク。ひでさんは、落ちた時に打った右腕がイタイタで終了しました。 車に戻ってケーちゃんで昼食をしましたが、私が2本目のビールを開けると「まだ飲むんですか〜〜」と呆れられた。 そして次の釣り場を相談したものの、ひでさんの右腕の痛みは治まらず、この日はこれで帰路についたのでした。 15日には、船長と師匠とで六厩へ行く。 当初の計画では森茂だったのですが、その森茂峠の入り口に着いたら、以前には無かったゲートがしっかり閉まってた。やむなく諦めて、六厩下流へと変更する。 数年ぶりに訪れたここは、それはそれはヒドイ変わりようで、以前の綺麗な流れは皆無。ほんの少しだけ以前の気配があるだけです。トップの写真の所は、昔尺オーバーのアマゴが定位してて、そこに4週通って2回ヒットしたけれどいずれも取り込めなかったと言う因縁の淵です。今は砂に埋もれてて悲惨な状況であります。まあ、過去を嘆いてもしょうがない。自然は生き物なので刻々変化します。あと何十年もすれば、この川も以前の状態に復活することでしょう。ただ、その頃には私は年老いて、そこを釣ることは無いでしょうが(死んどるかも知れんし))、その次の世代が楽しめる川に、1年でも早く復活する事を望むばかりです。 さて、川へ降りて、私はフライで目の前の淵、師匠は餌竿でちょっと下流、船長はテンカラでもうちょっと下流へと散る。 私はその淵の開きで仔アマゴに弄ばれて、そして流れ込みで1匹釣る。側線にそって朱点が滲んでる六厩らしいアマゴです。何枚も何枚も写真を撮ってたら師匠が追いついて「おお〜、綺麗なアマゴだー」と言ってパチリと1枚撮って、上流へ行って2匹釣った。そして船長は・・・、このフラットな流れで所々にある淵がメインポイントのこの川では、テンカラはキツイですね。釣れなかったらしい。 前半は、それで終了です。 @「とりバンバン」 なんと岡山産のケーちゃん。栗巣川の二又の所にある食料品店「ぎんじ」で買えます。しょうゆベースで甘口。お子様には受けそうなものの、郡上のオヤジどもにはあまり受けなかった。 A「生ハムキムチ」(写真左) 船長の創作料理。生ハムでキムチを巻いてあります。酒のつまみ。盛り付けがミソ。 B「バジルソーススパゲッティ」 師匠の育てたバジルを刻んで、ニンニク・鷹の爪と合わせてオリーブオイルで炒めてソースを作る。この時のバジルの香りがとてもさわやかでした。 C「パンプキン冷スープ」(写真右) 私が昨夜、かぼちゃをコンソメで煮込んで仕込んだ。塩・コショウで味付けして牛乳で整える。生クリームを渦巻状に飾りたかったけれど、それは失敗に終わる。 D「ジンジャエール」「コーヒーゼリー」 ジンジャエールはもちろん船長作。初期の作に比べて味もずいぶんとまろやかになり、私としては好印象。コーヒーゼリーは市販品です。 昼食にはすっかり満足して後半の釣りに移ったものの、3人ともボウズに終わってしまったのでした。 その他の日にも、林谷やら前坂谷のやや上流やらへも行ってはおりましたが、やはり貧果に終わる。 今現在は、体が泥のように重い状態となっておる次第であります。 |
8月24日 六厩川〜三谷川 晴れ |
昨晩はそこそこの雨が降って、この白鳥近辺では増水しすぎてフライには不向き。ネットで調べたところ、六厩あたりが調度よい雨量だったのでそこへ行く。ここはちょっと増水で予定通りの水量だったものの仔アマゴ1匹に終わる。 それから三谷川へ行って、ここもちょっと増水でバカ釣りしそうな水況だったけど、ちっとも釣れん。 この日は5時間も竿振って、最後の最後になって、やっとこさ1匹釣った。 雨が降りゃあ釣れるってぇ〜もんじゃあ無いらしい。 |
(久沢川の流れ) |
8月31日 久沢川〜前坂谷 晴れ |
近頃、やな天気が続きますねえ。週間天気予報を見ても、曇りや雨マークばっかり。たまに晴れマークが出てても、2日後にはもう雨マークに置き換えられてる。それに加えて「ゲリラ豪雨」なんてねえ。今シーズンもあと1ヶ月を切ったというのに・・・、困ったもんです。 それでまあ、あちこちの降水量なんかをネット検索して出かける訳ですが、近頃よく利用するのは「バイオウェザー」の24時間積算雨量と、「気象庁」の解析雨量・降水短時間予報です。前者はアメダス観測地点の24時間雨量を地図上に現してくれるし、後者はTVの天気予報なんかでやってる、時間ごとの雨量を色分けして動画として現してくれます。その2つの情報を参考にすれば、目的地の川のおおよその水量を予想できます。 そしてこの日は、久沢川へ行った。 水は多めですが、ほぼ予想通り。私の他に釣り人は居ない。幸いこの日だけ晴れた。もしかして大物が出るか・・・と期待したものの、それは1時間もしないうちに諦めへと変わった。ちっとも釣れん。たまに出る仔アマゴも針掛りせん。1時間半で完全に諦めて林道へ上がろうとしたけど、土手に取り付いて5mで動けなくなった。それで慎重に5m横にいざって、今度はお助け紐まで持ち出して上がろうとしたけど、やっぱり上にいけない。途中ズリズリ滑って、お助け紐にすがりついた。そしてまたまた5m横にいざって、そしてようやく林道に上がった。たかだか10mばかりの土手を上がるのに20分以上もかかって汗だくになったのでした。こんな事なら、もうちょっと上の上がりやすい所まで行けばよかったと後悔したものです。 その後いつもの橋の下に行って昼食。ビール飲んでおにぎり食って、そして藤沢周平さんを読む。思ったのですが、私は、この橋の下の地点がお気に入りだからこそこの川へ来るのだと思う。車から川原まで10歩以内。落差なし。 その後下流を釣るも全く反応なし。 やむなく前坂谷へ行く。ここはしょうもない谷ではありますが、とりあえず釣れる。九頭竜方面へ行って釣れない時には、とりあえずここへ行く。そして入渓してすぐに1匹釣った。その後は時折仔イワナが出るものの、さすがにここは水が多く、ポイントがほんのちょっとしか無くなってるんで、1時間ばかりで納竿した。 やはり、水が出りゃ釣れるってぇ〜もんじゃあないらしい。 なんか先週と同じような釣りをしとるなあ・・。 |